課税所得の算定だけが目的ではなく、他に融資目的などで貸借対照表作成も重視している場合、領収書一つとっても、それが現金払いなのか?預金払いなのか?カード決済なのか?などを区別することが大切です。
領収書だけ見ていると決済手段はわかりません。
ごっちゃにしていると、領収書で経費計上し、さらにカード明細でもう一度計上など二重計上してしまう可能性もあったり、逆に計上漏れのリスクも高まります。
そこで、うちは原則、アコーディオンタイプのじゃばらを使ってインデックスを付けて分類するのですが、
①現金払領収書・レシート
②通帳コピー(できれば、取引内容も簡単に鉛筆などで記載)
③預金払領収書・レシート
④カード明細
⑤カード決済の領収書・レシート
⑥借入金関係
⑦リース関係
⑧各種契約書
⑨売上関係(できれば台帳は作成すべき)
⑩売上関係の請求書・領収書
⑪設備投資関係
こんな感じで分類しています。
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