私どもの事務所では20年前の開業時から各種補助金助成金の申請を他の事務所よりも力を注いで手掛けてきました。
現在でもものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金など毎年何件か申請をしており、採択されております。
まず、これらの補助金ですが、申請自体は手慣れていないとかなり面倒に感じるかも知れませんが、時間があるならば、トライすべき価値は大いにあります。
下手に国の金を引っ張ると縛りが多くなって大変だと思うかも知れません。
しかし、1000万の補助金を貰えるとして、これを放棄したら、代わりにどのくらいの売上を上げないとならないでしょうか?
粗利30%、経常利益率20%のかなり高収益なビジネスだとして、1000万÷0.2=5000万
実際の回収遅延、資金繰りなど考えると、もっと売上が必要なのでは?
うちの商売が補助金採択されるわけがない!と思われている経営者の方も多いかも知れないですね。
まずは、それら補助金の過去の採択者、採択テーマがネットで検索すれば出てきますので、よく見てみてください。
特別、凄いビジネスばかりが採択されているわけではありません。
ごく普通の、そう貴方が展開している事業が補助金採択者としてあがっているのです。
私どもでも最初の申請では採択されていないごくありきたりのビジネスの方でも3度目の申請あたりでほぼ採択されています。
申請書自体が徐々にブラッシュアップされるからだと思います。
どうご自身のビジネスを見せるかは、腕次第なのです。
そうです。
苦労は報われるのです。
次に採択後の支給申請です。
支給申請は当初採択された申請書、事業計画書に基づいて、補助金支給対象となる経費の精算業務、資料のとりまとめです。
これは人海戦術の作業となります。
社内で対応するのは慣れていないので、それなりに大変かと思います。
こちらに関しては記帳代行で資料をチェックしている私どもに一緒にお任せいただくのが効率的です。
細かな領収書、契約書などのファイリング技術が問われる局面であるためです。
社内でこうした作業を行うのはかなりコストがかかってしまいます。
もっとも、補助金はそれを補って余りあるメリットがありますが。
それと中小企業庁のミラサポは必読です。
欠点は配信のタイミングが遅いことですが。
なので、事前に経産省の中小企業対策予算の概算を見て、次年度の補助金予算内容を予測して、事前に申請準備だけはしておくことです。
3度目の申請で採択されることが多いと申したのは、こうした事前準備の差であるとも言えます。
令和会計社にご相談ください