どうすれば、経理などの管理コストを安くあげることができるか?
①まずは領収書などのファイリングの仕方が問題です。
多くの方が日付順、費目別に分けて整理するのが合理的と思われているかも知れません。
しかし、果たしてそうでしょうか?
どちらも間違いとまでは言いませんが、日付順なら、会計ソフトが勝手に並べ替えてくれます。
費目別は、経理経験者ならすぐに判別できないようなら戦力になっておりません。
それに、費目も重要ですが、それ以上に課税所得、会計上の利益水準がどうなるかが重要ではないでしょうか?
私は現金払、預金引落振込、カード決済未払金など支払い手段別分類が会計処理においては重要だと考えております。
同じ領収書でも二重計上や分割決済だと計上漏れなどのリスクが発生するためです。
②毎月の巡回監査を求める必要があるのか?
忙しい最中に会計事務所の職員が毎月形式的に来て報酬を取られてもメリットありますか?
それ以上に相手の移動時間や交通費も報酬にインクルードされているのです。
そんなコストはもったいないと思いませんか?
私は都心の駅近に事務所を構えているのは、お時間のあるときにご来所いただき、いろいろと情報交換をするためです。
これですと、訪問は1日2件くらいしかできませんが。1日4件くらいの対応は楽にできます。
生産性が全く変わるのです。
訪問しなければ、当然、報酬もかなり抑えることができます。
また、事務所内には様々な資料があります。
提携先候補の情報や各種補助金情報など様々。
ビジネスカフェのように事務所内で思わぬ出会いもあるかも知れません。
③会計事務所、記帳代行センターの料金体系がシンプルか?
基本料金は安く見えても、様々なオプションが別料金になっていて、結局高くつくなんてことはあり得る話ですw
オプションと言っても、それを受けないと仕事にならないなんてサービスはいくらでもあります。
中には文書のテンプレート作成でも報酬を請求するところもあります。
価格設定はいくらでもごまかしが利くのです。
④時間的猶予が最も重要
例えば、12月3月決算法人ならば、当然、その時期はどの事務所も忙しく、人手の確保も大変ですから、人材を確保するために割高になりがちです。
開業して数年もすれば、こうした時期には既にスケジュールは目いっぱい入ってて、余力はほぼないと思います。
また、短納期が一番、割高になります。
普段から資料整理をして迅速に会計事務所に資料提出をする。
業務をルーティン化することが最もコスト削減に役立ちます。
わずか10分ほど、ざっと思いつくだけでもこのくらいのことは書けます。
令和会計社にご相談ください