「がんばっても報われない社会が待っている」東大の入学式で語られたこと上野千鶴子東大名誉教授が入学式で語った言葉が話題になっています。
果たして、そうでしょうか?
頑張っても報われない社会は以前からそうだったのかも知れないし、私の個人的な感覚としては以前のほうがよりひどかった感じもします。
今は情報がいくらでも取れる時代なので、正確な情報を選別することができれば、誰もが成功する可能性は高い時代になっていると思います。
頑張っても報われないのは、単に努力の方向性が間違えているからではないかと。
少なくとも以前は価値ある情報は一部の限られた社会階層の人たちにしか流れていなかった。
しかし、現在はいくらでも情報はあふれていて流されて続けている。
但し、大半がいい加減で怪しい話ということです。
その真贋を見極める力、フィルターが重要な時代になってきたのでしょう。
騙されたくないから、何もしない、社会とかかわりを持たないという方も数多く出てきました。
大きなミスはしないので、それはそれでストイックで悪いとは言い切れませんが、じっとしていることはその分、ご自身が減価していっていると言うことは実感すべきかと思います。
デフレ時代だと、それがピンと来ないんですけどね。
もっとも、やたらめったら勝負しまくりも無謀でいずれ大敗します。
成熟社会ですから、勝負の機会、場面は数少ないのですが、その時に備えて準備、心構えはしておくべきではないでしょうか?
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